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MapGuideOpenSource

QuantumGIS

FDO

さあ始めよう

MapGuideの入手と起動

MapGuide Open Sourceを入手してシステム上で動作させるには、以下の5つの手順に従ってください:

1. MapGuide ServerとMapGuide Web Server Extensionsをダウンロードしてインストールします。
Windowsの場合はdownloads page に行き、MgServerSetup-2.0.x.exeとMgWebServerExtensionsSetup-2.0.x.exeをダウンロードします。次に、Installing MapGuide on Windowsに従って、ソフトウェアをインストールします。

Linuxの場合はMapGuide Open Sourceのdownloads pageと、Feature Data Objectsのdownloads pageに行き、mapguide-2.0.x.tar.gz, mapguideaptinstaller-2.0.x.tar.gz, fdo-3.3.x.tar.gzをダウンロードします。次に、Building MapGuide on Linux (日本語版は「MapGuide OpenSource Linux上に構築して設定する」)のステップに従い、コンフィギュア、メイクを行って、ソフトウェアをインストールしてください。

2. サンプルアプリケーションをダウンロードして解凍します。
downloads pageに行き、phpviewersample.zipをダウンロードします。Windowsの場合、ファイルを C:\Program Files\MapGuideOpenSource\WebServerExtensions\wwwに解凍します。Linuxの場合、ファイルを /usr/local/mapguideopensource/webserverextensions/wwwに解凍します。いずれの場合でも、 phpviewersampleと呼ばれるフォルダがwww下に作成されます。
3. サンプルデータをダウンロードします
downloads pageに行き、リソースパッケージのSheboygan.mgpをダウンロードします。Windowsの場合、ファイルをC:\Program Files\MapGuideOpenSource\Server\Packagesにコピーします。Linuxの場合、ファイルを /usr/local/mapguideopensource/server/packagesにコピーします。
4. サイトアドミニストレータを使ってサンプルデータをロードします
Webブラウザでhttp://localhost:8008/mapguide/mapadmin/login.phpを開きます。IDを”Administrator”、初期設定のパスワードの”admin”でログインします。 Manage Servers pageが表示されたら、左側のナビゲーションバーから”Load Packages”を選択します。 Sheboygan.mgpの隣のラジオボタンを選択し、”Load Package”をクリックします。
5. サンプルアプリケーションを起動します
Webブラウザでhttp://localhost:8008/mapguide/phpviewersample/ajaxtiledviewersample.phpを開き、サンプルアプリケーションを起動します。

この時点で、MapGuide Open Sourceは動作しているはずです。さらに知りたい場合には、このガイドの残りの部分を読み、FAQに目を通し、開発者向けドキュメントを見るにはdocumentation pageを参照してください。

MapGuideプラットフォームのコンポーネント

MapGuide Open Sourcのプラットフォームは、下図に示されるとおり3階層のうちの1つで動作するコンポーネントで構成されます。これらのコンポーネントは1台のコンピュータ上で全て動作させることができますし、下図のような複数のコンピュータに分配して動作させることも可能です。

MapGuideプラットフォームのコンポーネント

MapGuide Server

MapGuide ServerはMapGuide Open Sourceのサービスをホストし、TCP/IPプロトコルを介してなされるクライアントアプリケーションからのリクエストに対応します。 MapGuide Serverは次の8種類のサービスを提供します-サイトサービス、リソースサービス、描画サービス、フィーチャサービス、マッピングサービス、レンダリングサービス、タイルサービス、KMLサービス.
MapGuide ServerはMicrosoft WindowsあるいはLinux上いずれもで動作します。

MapGuide Web Server Extensions

MapGuide Web Server ExtensionsはUIを持たずMapGuide Web APIを通してアクセスされる内部のコンポーネントです。このエクステンションは、MapGuide Serverによって提供されるサービスを、インターネットあるいはHTTPプロトコルを使用するイントラネットを介するクライアントアプリケーションへ公開するMapAgent CGI/ISAPI/Apacheモジュールを含みます。MapGuide Web APIは、ASP.NET, Java/JSP, PHPの3種の開発言語・環境をサポートします。MapGuide Web Server ExtensionsはMicrosoft WindowsあるいはLinux上で動作し、Apache Web ServerあるいはMicrosoft IISのいずれか一方と動作します。

MapGuide Viewer

MapGuide Open Sourceは、DWF™ベースのビューアと2つのAJAXベースのビューアの全部で3つのビューアテクノロジを提供しています。

MapStudio Open Source

MapStudio Open Sourceは、MapGuide Open Sourceの空間データを管理するための専用アプリケーションです。オープンソースのGUIツールおよびクライアントです。現在はアルファ版がリリースされており、サードパーティーのOSGeoメンバーにより開発が行われています。MapStudioについての詳細は、http://code.google.com/p/mapstudioos/ をご覧ください。

Autodesk MapGuide™ Studio

MapGuide StudioはAutodeskが提供する、MapGuide Open Source向けの商用オーサリングツールです。MapGuide Studioについてのさらに詳しい情報と、ダウンロード可能な体験版はwww.autodesk.com/mapguidestudioから入手できます。

MapGuide Web Studio

MapGuide Web Studioはデータソース、レイヤ、マップリソースを定義するWebベースのオーサリングツールです。 MapGuide Web Studioは多くのプラットフォームで動作し、Firefox、Safari、Internet Explorerを含む複数のWebブラウザで動作するAJAXアプリケーションです。 MapGuide Studioとは異なり、別個の製品コンポーネントではなく、MapGuide Web Server Extensionsの一部としてインストールされます。

MapGuide Site Administrator

MapGuide Site Administratorは、サイトとサーバを管理するアプリケーションです。このアプリケーションは、どのWebブラウザからもアクセス可能であるWebベースのインターフェイスを用いています。このプログラムを起動するには、ブラウザを開いて、インストール時に指定したサイトサーバの名称とポートを用いて http://サーバ名:ポート/mapguide/mapadmin/login.php と入力します。MapGuide Site Administratorは、サーバの追加や削除、メンテナンス時のサーバのオフライン設定、サーバの設定変更、サーバへのサービスのアサイン、サーバの状態のモニタするのに使用します。MapGuide Site Administratorは別個の製品コンポーネントではなく、MapGuide Web Server Extensionsの一部としてインストールされます。

FDO (Feature Data Objects)

Feature Data Objects (FDO) APIは地理空間情報の操作、定義、分析のための一連のコマンド群です。MapGuide Open SourceはFDOを用いて様々な地理空間データソースにアクセスします。 FDOプロバイダ はFDO APIを具体的に実装したものです。FDOプロバイダは特定のデータフォーマットやデータ格納方式へのアクセスを提供するソフトウェアコンポーネントです。 FDOは、fdo.osgeo.org から入手可能な、別のオープンソースプロジェクトです。