- OSGeoJP Headline -

Loading...


関係団体へのリンク

プロジェクト

MapGuideOpenSource

QuantumGIS

FDO

FOSS4G 2014 Tokyoハンズオン(GISCA認定プログラム)

本ハンズオンはGIS教育認定(GISCA)の対象講座となります。

開催日時/会場


日時

10月31日
午前の部:10:00-13:00
午後の部:14:00-17:00

場所

東京大学柏キャンパス 総合研究棟

開催講義タイトル

講義名 講師 定員/申し込み状況
午前の部
QGIS&Rハンズオン 縫村 崇行 30/△
PostGIS初級編 – 空間情報データベースを作ってみよう 原田 英夫 10/✕(満員御礼!)
Mobmap 人流データ解析入門 仙石 裕明 10/◎
MS4WによるMapServer入門 Jeff McKenna※日本語による通訳と技術アシスタントが付きます。 5/◎
午後の部
カッパ(妖怪)の生息適地マップ作成入門
— QGIS、GDAL、Python、GRASS、R を利用して–
水谷 貴行 30/◎
PostGISラスタ入門 国府田 諭 10/◎
QGISによるオープンデータの分析入門 小池 隆 10/✕(満員御礼!)
地球地図を利用した地図タイルの作成入門 松澤 太郎 5/◎

◎: 余裕あり △: 残りわずか X: 満員

費用


1セッション 5,000円(当日申し込み)、4,000円(事前申し込み)
複数セッション 10,000円(当日申し込み)、8,000円(事前申し込み)

申し込み方法


申し込みはこちらのフォームからお願いいたします。
フォームが利用できない場合はhands-on(at)osgeo.jpまでメールでお願いいたします。
メールからお申し込みをされる場合は下記情報を明記してください。(atをアットマークにしてください。)

メールタイトル:FOSS4G 2014 Tokyoハンズオン申し込み

氏名:
所属:
参加希望セッション:
会員/非会員:

参加人数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
申込みは “10月29日” までといたします。

ただし、それぞれの時間帯の中で、重複して申し込みできません
OSGeo財団日本支部個人会員は無料でいずれのセッションにも参加できますので当日入会をオススメします。
また、10月20日までの申し込みについては、会員の方の申し込みを優先します。

※参加人数はそれぞれ限られておりますので、お早めにお申し込みください。
※東京と大阪はそれぞれ別の扱いとなります
※OSGeo財団日本支部会員(個人・学生・企業)は無料でいずれのセッションにも参加できます。

講義内容


講義名 講義概要 対象者・技術スキル 事前準備
QGIS&Rハンズオン オープンソースGISソフトウェアのQGISと統計解析言語のRを 用いた空間解析についてのハンズオンです。QGISでは、様々な外部プログラムとの連携が可能となるプロセッシングという機能が実装されており、統計解析に強いR言語などを呼び出して様々な空間統計解析や可視化が用意に可能となります。こちらのハンズオンではQGIS2.4でのR言語の機能呼び出しについて紹介します。 ・GISと統計ソフトの連携を行いたい方
・基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)がある、QGISの利用経験がある方・R言語に関しては多少の使用経験があるのが望ましいですが、初心者でも構いません
QGIS 2.4およびR 3.1をインストールしてください。
なお、午後の生息適地評価の講義を受講する方は、OSGeo4W版のQGIS2.4のインストールを推奨します。
PostGIS初級編 – 空間情報データベースを作ってみよう PostGISとは、空間データをPostgreSQLデータベースに格納しSQLで扱うための拡張機能です。
本ハンズオンではPostGISの説明とデータ作成、空間演算・結合の実習を行います。
PostGISを使って空間データベースを作ってみたい方。
基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)がある方
DBの基礎知識(基本的なSQLの理解)を必要とします。
EnterpriseDB版 PostgreSQL (9.3.5.1)およびPostGIS2.1をインストールしてください。
QGISもインストールしてください(バージョンは問いません。新規にインストールする場合2.4を推奨)。インストールは、下記の資料をご参考下さい。
https://drive.google.com/open?id=0Byy9XPOPfN19T2VxcnFtRUJ4ZGs&authuser=0
Mobmap 人流データ解析入門 twitterのジオタグツイートを用いた人流データ解析を行います。ハンズオンではGoogle ChromeアプリであるMobmapの基本操作から主題動画の作成・公開までを扱います。 位置情報、人流データの解析、可視化に興味がある方、防災やビジネスなどでの応用を考えている方。
テキストエディタの扱いに慣れていることが望ましい
YouTubeアカウントを作成してきてください。
Mobmap(V2)をインストールしてください。
Google Chromeをインストールして下さい。
MS4WによるMapServer入門 MapServerはプロプライエタリ、オープンソース含めて最大の利用実績のあるWebマッピングエンジです。本講習ではこのMapServerを使ってWebGISを構築し、地図を表示するまでを、特にマップファイルの設定方法を中心にステップバイステップで丁寧に解説します。※日本語による通訳と技術アシスタントが付きます。 ・独自にWebGISサイトの構築を行いたい方。
・マップファイルの設定を勉強したい方・GISの基礎知識(座標系,ファイル形式)がある方。
・基本的HTMLの知識が必要となります。CGIの知識があることが望ましいです。
Windows7がインストールされたPC (当日、Apache等を含むMS4Wというパッケージをインストールします。http://www.maptools.org/ms4w/index.phtml?page=downloads.html
カッパ(妖怪)の生息適地マップ作成入門
— QGIS、GDAL、Python、GRASS、R を利用して–
オープンデータなどの公開されているデータを利用して、前半はカッパ(妖怪)の生息適地をQGISで可視化してみます。後半は、カッパ(妖怪)の生息適地をGDAL、Python、GRASS、Rを連携して分析してみます。 QGISでラスタ解析を行いたい方、GDALやGRASS、Rなどのコマンドで地図データを扱う雰囲気を知りたい方、生物の生息適評価を行いたい方基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)があるおよびQGISの利用経験のある方。GDAL、Python、GRASS、Rについては、基礎知識があると望ましいです。 事前にOSGeo4WからQGIS2.4とGRASS をインストールし、R 3.1をインストールしてください。
PostGISラスタ入門 PostGISラスタでOpenStreetMapタイルやメッシュデータを扱う基本的な方法を解説。PostGISのバージョンは、ラスタ機能が大幅強化された2.1です。ラスタの可視化には統計処理言語Rを用います。 PostGISラスタに興味がある方。処理したい画像やデータが具体的にあれば尚良いです。
基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)がある方
DBの基礎知識(基本的なSQLの理解)を必要とします。
EnterpriseDB版 PostgreSQL (9.3.5.1)およびPostGIS2.1をインストールしてください。インストールは、下記の資料をご参考下さい。https://drive.google.com/open?id=0Byy9XPOPfN19T2VxcnFtRUJ4ZGs&authuser=0
QGISによるオープンデータの分析入門 近年、行政機関が保有するデータが二次利用可能・機械判読可能な「オープンデータ」として提供されることが多くなり、経済の活性化や行政の効率化、行政への市民参加や官民協働の進展が期待されています。本セッションでは、オープンデータを用いた政策提言において実施した分析事例を用いて、地理情報を持つ複数のオープンデータをQGIS上で組み合わせて統計分析する方法について解説します。 ・これからQGISを使い始めようと思っている方・オープンデータの利活用に興味がある方・基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)があると望ましいです が、初心者の方でも大丈夫です。 QGIS 2.4のインストールされたPC。
(講師はQGIS 2.4を用いて説明します。QGISのバージョンによっては操作方法が異なる場合もあります)
Group Statsプラグインをあらかじめインストールしておいて下さい。
簡単な計算をしますので、必須ではありませんが、Excel、LibreOffice Calc等の表計算ソフトもあると便利です。
地球地図を利用した地図タイルの作成入門 地球地図は世界各国で作成されている地球上のデータを可視化したデータです。
これらのデータはGMLやBILといった形式で提供されています。今回はこれらを利用して簡単な地図タイルの作成方法を解説します。
・地図タイルの簡単な作り方を知りたい方基本的なGISの知識(座標系、データの形式など)がある方
・JavaScriptの基本的な知識がある方
コマンドラインが使える方
gdal/ogr、gdal2tiles、python、Tilemillをインストールしてください。WindowsであればOSGeo4WとTilemillをインストールしておいてください。Mac/Linuxであればパッケージシステムに沿って上記のものをセットアップしてください。

講師紹介


縫村 崇行

千葉科学大学助教。FOSS4Gソフトウェア(QGIS、GRASS、GDAL/OGR)をはじめ、様々なオープンソースソフトウェア(R、GMT、Octave)でGIS及びリモートセンシングの研究を行なっている。専門はヒマラヤの氷河変動。ブログ:http://spatiohack.blogspot.jp

原田 英夫

北海道地図株式会社 総合技術センター勤務。印刷関係業務、大規模地理空間情報データの各種変換から、FOSS4Gを使用したWebGISまで幅広く地図を扱う業務に関わっている。FOSS4G Hokkaido運営メンバー http://www.hcc.co.jp/

仙石 裕明

1987年生まれ。岐阜県出身。博士(環境学)。合同会社マイクロベース CEO、NPO法人伊能社中 副理事長、マイクロジオデータ研究会 副運営委員長、大和市まちづくり推進委員、東京大学空間情報科学センター客員研究員。通称、六本木のジオデータサイエンティスト。

Jeff McKenna

カナダ在住。2012年12月からOSGeo財団のプレジデントを努めている。MapServerの開発メインストリームメンバーとして、MS4W/OSGeo4Wの開発、MapServerドキュメントのメンテナンスを行っている。2004年に大阪市大の招きで来日し、GRASS GISの開発メインストリームのMarkus Netelerと出会い、FOSS4Gカンファレンス開催のきっかけを作る。以来、2008、2010、2012、2013年と来日している知日派。今回の来日は6回目となる。2008年にケープタウンで開催されたFOSS4G国際カンファレンス議長を務めた。同年までDM Solutions Groupに在籍し、その後独立してGateway Geomaticsを設立。 http://www.gatewaygeomatics.com/

水谷 貴行

株式会社エコリス勤務。動植物などの野外調査の一方、FOSS4Gを利用して自然環境データの可視化分析や変換プログラムの作成などを行っている。

国府田 諭

埼玉大学環境科学研究センター研究員。市区町村やメッシュ単位でのCO2排出量推計、公共交通利便性の定量化などにPostgreSQLとPostGISを活用。ブログ http://kenpg2.seesaa.net/

小池 隆

合同会社緑IT事務所代表。準大手SI企業にてソフトウェア受託開発およびソフトウェア工学の研究に従事した後、2014年に起業。オープンデータの普及と利活用の推進に取り組んでいる。

松澤 太郎

合同会社Georepublic Japan シニアデベロッパ。Web系にちょっぴり強い普通の地理情報系開発者です。OSGeo財団日本支部運営委員/日本UNIXユーザ会理事。