コントリビューターとして参加する
FDOへのコントリビュートに関心のある開発者には、3つの異なったレベルの方法が用意されています。各レベルについての説明は下記のとおりです。
- プロジェクト・コントリビューター
- プロジェクト・コントリビューターはパッチやコードを提供したり、Tracや既存のプロジェクト開発者を通じて間接的にドキュメントを提供する人を指します。プロジェクト・コントリビューターには、サブバージョンへのチェックインアクセス権限がありません。開発者のコントリビューションを統合することについては、FDOプロジェクト運営委員会(PSC)とプロジェクト開発者権限を有した個々の開発者それぞれの判断にゆだねられます。これはいつも繰り返され、コミュニケーションを伴うプロセスです。
- プロジェクト開発者
- プロジェクト開発者はOSGeoとのContributor License Agreement(コントリビューター・ライセンス契約)にサインした人を指し、ソースツリーの基幹部分へのフルアクセスが許可されています。プロジェクト開発者は開発ブランチのソースを直接変更することができ、そこから毎晩ビルドが行われます。プロジェクト開発者はプロジェクトコントリビューターから提供されたコードをレビューして承認をします。プロジェクト開発者はPSCによって選出されます。
- プロジェクト運営委員会(以下PSC)メンバー
- FDO PSCはプロジェクトを運営する団体です。PSCのメンバーは、プロジェクトに積極的に参加し、功績を残したことによってFDO Open Source PSCに選出された、コミュニティのプロジェクト開発者またはエンドユーザーを指します。PSCのメンバーはプロジェクト関連の決定を行う責任があり、また特定の個人をプロジェクト開発者として選出するという責任もあります。大抵のPSCメンバーは、プロジェクト開発者でもありますが、必ずしもそうでなくても結構です。
- プロジェクト運営委員会
- RFC
- コントリビューター契約(個人)
- コントリビューター契約(法人)
- コーディング・ガイドライン :
注:FDOプロジェクトはOSGeo MapGuide Projectとコーディングガイドラインと同一です。 - プロジェクトアーティファクト
- アーティファクトライフサイクル
- 欠陥の報告
- パッチの提供
- サブバージョンクライアントのコンフィギュレーション
- バグの修正 –
FDO Open Source は3.2.3がリリースされており、それ自体に修正が必要なバグがいくつかあると思われます。 - プラットフォームの拡張 –
FDO Open Sourceは現在Red Hat Enterprise4 および Fedora Core 6上でしか構築およびテストが行われていません。
コードをアップデートし、できる限り多くのLinuxディストリビューションをサポートするファイルを作成することが、大いに推奨されています。 - 多言語へのローカライゼーション –
FDO Open Sourceはグローバル化されており、英語でローカライズされています。多言語への追加サポートが大変望まれています。
このプロジェクトにおける開発者は全てプロジェクト・コントリビューターからスタートします。品質が安定した、有用なパッチを送ってくれた開発者は、プロジェクト運営委員会によって、プロジェクト開発者の地位に昇任されます。
メーリングリストに参加しましょう
開発活動に参加するために、メーリングリストに参加しましょう。FDO-Internalsメーリングリストはプロジェクトに携わる開発者のコミュニケーションのための一次チャネルです。
開発者向けリソース
下記のリソースはFDO OpenSourceを使って開発を始めた開発者を手助けしてくれるものです。
必要とされる分野
FDO Open Sourceの下記の分野に興味があれば、お手伝いください。