FOSS4G2009(シドニー)の早期参加登録の締め切りが近づいています
By Toru_Mori | 7月 27, 2009
今年の10月20日から23日まで、オーストラリアのシドニーで開催されるFOSS4G2009カンファレンスの、参加料金が割引となる「早期参加登録」の期限(8月7日)が近づいてきました。このカンファレンスは世界からFOSS4Gの開発者、ユーザーコミュニティが一堂に集う、年に1回の機会で、OSGeo財団日本支部としては、皆様に広く参加を呼びかけます。
昨年の南アフリカのケープタウンは、開催地が遠かったこともあり、日本からの参加者は数名にとどまりました。今年はシドニーのため、ずっと参加しやすくなっています。また、来年は遠くスペインのバルセロナでの開催が決まっており、地理的には今年がまさに参加するチャンスと言えます。
なお、このほどFOSS4G2009カンファレンスでのプレゼンテーション発表(一般)とプレゼンテーション発表(学術)の選考結果が発表され、合計97件の発表が行われることになりました。
今後の主な日程は、下記の通りです。
今後の日程
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QuantumGIS 1.0.0がリリースされました
By Toru_Mori | 1月 26, 2009
OSGeo財団のプロジェクトの1つで、汎用のデスクトップGISツールとして人気の高いQuantumGIS(QGIS)のバージョン1.0.0(愛称Kore)がリリースされました。
QGISの開発は2002年2月から開始され、多くの協力者に支えられ、順次機能追加と高速化、安定化が進みました。GRASSの機能をプラグインとして使えるなど、他のソフトウェアの機能も取り込んでいます。またC++、PythonのAPIを提供することで、業務用途でのカスタマイズにも対応しています。
さらに、マルチプラットフォーム対応となっており、Windowsはもちろん、Linux、MacOSXでも動作します。
日本の環境にも対応しており、この機会に是非お使いください。
QGISのダウンロードはこちらから
※Windows版は”OSGeo for Windows”の一部として提供されており、インストールの際にQGISを選択することでプログラムのインストールができます。
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QGIS 0.10.0 がリリースされました
By Toru_Mori | 5月 7, 2008
OSGeoのプロジェクトの1つである、QGIS(正式名Quantum GIS)の最新バージョンである、0.10.0がリリースされました。
QGISは、オープンソースの汎用デスクトップGISソフトとして、最も利用者が多いと言われています。
商用ベンダのフリーのビューアには機能制限が多いのですが、QGISを使えば、GISデータ(ベクトル、ラスタ両方)の参照はもちろん、ベクトルデータの入力や編集も行うことができます。また、分析もGRASSの機能をプラグインで利用できます。PostGISへの接続、WMSレイヤの表示も可能で、最近のGIS利用者の動向にキャッチアップしています。
メニューも、かなりの部分が日本語化されていますので、初心者の方にも扱いやすくお勧めです。OSも、Windows, Mac, Linuxいずれもに対応しています。
ダウンロードはこちらから、(英語になりますが)新バージョンの解説(リリースノート)がこちらにあります。
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