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MapGuideOpenSource

QuantumGIS

FDO

FOSS4G 2012 Tokyo ハンズオン

開催日時/会場


日時

11月5日
午前の部:10:00-13:00
午後の部:14:00-17:00

場所

東京大学柏キャンパス 総合研究棟4Fおよび5F

費用

1セッション 5,000円(当日申し込み)、4,000円(事前申し込み)
複数セッション 10,000円(当日申し込み)、8,000円(事前申し込み)

申し込み方法


申し込みはjapan.osgeo(at)gmail.comまでメールでお願いいたします。
下記情報を明記してください。(atをアットマークにしてください。)

 メールタイトル:FOSS4G 2012 Tokyoハンズオン申し込み

氏名:
所属:
参加希望セッション:
会員/非会員:

参加人数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
申込みは “10月31日” までといたします。

ただし,それぞれの時間帯の中で,重複して申し込みできません
OSGeo財団日本支部個人会員は無料でいずれのセッションにも参加できますので当日入会をオススメします。
また,10月20日までの申し込みにつては,会員の方の申し込みを優先します。

※参加人数はそれぞれ限られておりますので,お早めにお申し込みください。
※東京と大阪はそれぞれ別の扱いとなります
※OSGeo財団日本支部会員(個人・学生・企業)は無料でいずれのセッションにも参加できます。

内容


講義名 講師 講義概要 対象者 事前準備 定員/申し込み状況
午前の部
初心者のためのQuantum GIS入門 縫村 崇行(名古屋大学) Quantum GIS(QGIS)はデスクトップ・タイプのFOSS4Gの代表的なもので,有志による日本語化の作業も進められています。本セッションでは,主に FOSS4GやGISソフトウェアをはじめて使う方を対象に,QGISの基本的な使用方法について実習を行います。 QGISの初心者 マシンは受講者でご用意ください。OSGeo4Wパッケージ内のQGIS(最新版)で講習を行います。インストールを講習の中で行います。なるべくWindows(またはUbuntu Linux)をご用意ください 30/◎
OpenLayers入門 石田 雄大(オークニー),神谷 貴広(オークニー) OpenLayersは、ブラウザ上に地図を表示するためのJavascriptライブラリです。
GoogleMapsのようなスクロールインターフェイスを実現するだけでなく、様々な地図サービスをオーバーレイ、切り替え表示できる OpenLayersについて、基礎概要、レイヤ、コントロール、データ表示について解説・実習します。
また、OpenLayersを利用した事例紹介、OpenLayersを利用した電子国土WEBについても触れていきます。
・技術スキル
基本的なHTML・CSSの知識
基本的なjavascriptの知識
ノートPC(OS:windows)
FireFox/FireBugのインストール(推奨)
http://mozilla.jp/firefox/
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/firebug/
テキストエディタ
10/△
マイクロジオデータ解析入門 仙石 裕明(東京大学) 時間的・空間的に詳細な空間分析を行いたい方を対象とした実習を行います。実
習では東京大学空間情報科学センター(CSIS)が提供している住宅・施設等の建
物単位のデータおよび動線解析プラットフォームWEB-API(経路推定)を活用し
た実例に取り組みながらマイクロジオデータを解析する基礎を扱います。なお、
QuantumGISをベースに実習を行う予定です。
GISの基本的知識があり、一定の操作ができる方を対象とします。プログラミン
グ経験があるとなお望ましい。
特にありません。パソコンは実習で用いるデータの関係上、すべて貸出パソコン
(Windows)を利用します。
10/◎
MapGuide Opensource入門 井上 修(オートデスク) オートデスク社の商用WebGISサーバプロダクト「Autodesk Infrastructure Map Server」のオープンソース版「MapGuide Opensource 」。
Webサーバ系のオープンソースGISのなかで、複雑怪奇と噂されていますが、大規模システム開発にも多数実績のある商用製品のベースとなるだけあって一度噛み砕くと奥深い味わいが広がる禁断の世界に飛び込むことができます。
ここでは、はじめの一歩として、実はとっても簡単な構築・設定方法をわかりやすく解説します。
・技術スキル
基本的なHTMLの知識
基本的なjavascriptの知識(あればなお可)
基本的なGISの知識
環境インストール済みのマシンはこちらで用意します。
ご自分のマシンで受講されたい場合は持込みも可能です。
持込みの場合は、Windowsマシンに、MapGuide Opensource2.2およびMapGuide Maestro3.5を事前にインストールしてください。MapGuide Opensourceは、http://mapguide.osgeo.org/ より「MapGuideOpenSource-2.2.0.5703-Release.zip」、MapGuide Maestroは「http://download.osgeo.org/mapguide/maestro/MapGuideMaestro- Release-3.5.0-Setup.exe」を使用します。
10/◎
GRASSで衛星画像解析 岩崎 亘典(農業環境技術研究所) GRASSはFOSS4Gのなかでも最も長く開発と利用が続いており,多彩な分析機能を持つことが特徴です。
本セッションでは,GRASSの初心者を対象として,GRASSの基本的操作,衛星・GISデータの処理および分析手法の基礎について実習を行います。具体的には,東日本大震災の被災地域を対象として冠水地域の抽出などを行うことを予定しています。
基本的なGISの知識 ノートPC。OSはウィンドウズを推奨するが、それ以外のものは要相談。 10/◎
午後の部
QGIS上級編:解析とモデリング Paolo Cavallini(Faunalia社) QGISは軽快なGISデータビューアであるだけでなく,多くの分析機能を持っています。
本ハンズオンではQGISにある様々な解析機能(オリジナル機能に加えてGEOS、GDAL、GRASS、WPSプラグインや、SEXTANTEフレームワーク)を使ってGIS解析の紹介及び実習をします。
実習を通して必要な機能がどこにあり,どの様に見つけるかを理解することにより,より高度なQGISの利用を始めることが出来ます。
GISおよびQGISの基本的操作法を理解していること あらかじめQGIS最新版をインストール済みのマシンを受講者でご用意ください。 30/◎
RでGIS 星田 侑久 R 言語は,オープンソースでフリーソフトウェアの統計解析向けプログラミング言語,及びその開発実行環境です.統計処理や視覚化を得意としていますが,空間 データの扱いにも長けており,地図作成も可能です.本セッションでは R を用いて,空間データの扱いを紹介し,実際に各自の PC 上で操作していただきます. プロプライエタリ,オープンソースを問わず,GIS ソフトウェアの利用経験のある研究者,実務者、学生 マシンは受講者でご準備ください。あらかじめR(2.15.1)をインストールください 30/◎
Quantum GISを用いた教材作成とその表現方法 西林 直哉(奈良大学),大友翔一(eDesign) セッション概要
FOSS4Gの代表格であるQuantum GIS(QGIS)を用いて、初等中等教育の授業用の主題図と教材の作成について実習を行います。ここで作成される教材は,まず主題図をQGISで作成 し、GoogleEathで多彩に表現できます。講義後半には教材をOpenLayerで読み込んでブラウザに載せることも考えております。GISを使っ て授業をしている・したいと思っている学校関係者、学生などを対象としております。特にGISの技術がない方でも受講していただけます。
あらかじめQGISとGoogle Earthがインストールされているマシンを受講者でご用意ください。 10/◎
Geopaparazzi & OSM フィールド調査ハンズオン 林 博文 「Geopaparazzi」は昨年FOSS4G TOKYO/

OSAKAでご紹介したフィールド調査用Androidアプ
リです。
Android系の携帯タブレットを使用して、OpenStreetMapやタイルサービスを背景地図にし
たフィールドワークが可能になります。
定型的な調査様式をレポートフォームとして作成しておくことで、写真・音声・地図・
GPS軌跡データと一緒に記録します。
記録されたデータは、KMZファイルとして取り出すことができますので、GoogleEarthを使
用して簡単に表示することが可能です。
ハンズオンでは、基本的な操作方法と、ソースコードにタッチすることなく、カスタマイ
ズを行う方法を実習します。
実際に会場の近くで、カスタマイズしたフォームを使用してデータを収集しましょう

Android携帯、タブレットの利用経験のある一般の方、

研究者,実務者、学生

Android2.0以降の携帯またはタブレット、

PC接続ケーブル、Webブラウザ(Chromeまたは
FireFoxが望ましい)・テキストエディタ(UTF8)、GoogleEarthが使用可能なノートPCが
必要です。
GeoPaparazzi、Webブラウザ、テキストエディタ、GoogleEarthについては事前にインス
トールをお願いします。

https://play.google.com/store/apps/details?id=eu.hydrologis.geopaparazzi&hl=ja

Android携帯またはタブレットはGPSを使用しますのでフル充電をお願いします。

10/◎

◎: 余裕あり △: 残りわずか X: 満員

 講師紹介


縫村 崇行

名古屋大学研究員。FOSS4Gソフトウェア(QGIS、GRASS、GDAL/OGR)をはじめ、様々なオープンソースソフトウェア(R、GMT、Octave)でGIS及びリモートセンシングの研究を行なっている。専門はヒマラヤの氷河変動。名古屋を中心とした「FOSS4Gツール勉強会@名古屋」の主催者。
ブログ:http://spatiohack.blogspot.jp/

石田 雄大

株式会社オークニーでアプリケーションエンジニアとして、FOSS4Gを利用したシステム開発に従事。OGCのWebスタンダードにも精通し、 テクニカルサポートの経験も豊富である。OpenLayersに代表されるJavaScriptによるクライアント側の技術に習熟し、現在は営業 /コンサルとして活躍。横浜市在住。

神谷 貴広

株式会社オークニーでアプリケーションエンジニアとして、日々FOSS4Gを利用し たシステム開発に従事している。FOSS4G以外にも電子国土、GoogleMapを利用し たシステム開発の経験もあり、これまで多くの地図システムの開発経験を持って いる。現在は、開発現場のリーダーとして活躍中。

仙石 裕明

東京大学大学院博士課程に在籍。マイクロジオシミュレーションを研究テーマとし、ミクロな地理情報データの普及と利活用を促進すべく、マイクロジオデータ研究会(http://geodata.csis.u-tokyo.ac.jp/wp/)の発足に従事。

井上 修

CADとGISをつなぎたいと思ってはや20年。その間に横たわる技術だけでなく文化の大きな段差に辟易としながらも、
くじけずにそのギャップを埋めようと日夜格闘。本人の専門性はどちらにも微妙に中途半端なので、あまり突っ込んだ技術論はNG。
GIS Next連載。オープンCADフォーマット評議会理事(www.ocf.or.jp ) 。OSGeo日本支部副代表。

岩崎 亘典

(独)農業環境技術研究所にて、主に農村地域の土地利用の変化に関する研究を行っている。その成果は歴史的農業環境閲覧システム(HABS)などを用いて公開している。HABSは国土地理院による第一回電子国土賞を受賞した。OSGeo.JPの運営委員としても活動中であり,「衛星利用のためのオープンリソースの構築」プ
ロジェクトに参画した。Twitterは@wata909

Paolo Cavallini

QGIS運営委員のメンバーで、長年のフリーなGISのユーザー。
GIS解析とモデリングの専門家。
イタリアとポルトガルを拠点とする民間企業Faunaliaの創設者で、Faunalia社ではgeospatialなどのオープンソースソフトウェアの開発と利用を行なっている。
http://faunalia.it/pc

西林 直哉

奈良大学大学院文学研究科地理学専攻在籍。自身の研究を通じてGISの技術を学びつつ、その知識を教育現場で活かせないかと、学校教育へのGIS導入活動を精力的に行っている。一部の人からはkmlクリエーターと呼ばれている。twitterは「@nishi_bayashi」。

大友 翔一

青山学院大学大学院在学中より、JICA研修におけるWebGIS実習補助や、文部科学省地域共同研究支援事業に青山学院大学社会連携機構社学連携研究センター研究補助員として参加した。現在は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務する傍ら、宇宙・航空に関して身近に感じられる教育を実践するためにeDesignに参加している。